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わたしは、野鳥の撮影のためだけに出掛けることは、ほとんどありません。  でも、ちょっと外に出た時、身近にかわいい野鳥たちの姿を見掛けることは結構多いものです。  日々の生活の中で生み出したちょっとした時間を活用し、そんな鳥との出会いに備えてカメラを携え、自然散策に出掛けます。  そして、馴染みの鳥たちとの出会いを気軽に写真で楽しむのです。  わたしにとって 「野鳥」 は、 「自然」 への道案内的な存在なのです。
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 駐車場でハクセキレイが何か虫を捕らえたようです。 どうやら捕まえた虫は、虻ではないかと思われます。 ちょっと大きすぎたのか、捕まえた当初は多少手こずっているようでしたが、そのうちに虻も弱ってきたようで、ハクセキレイは、虻をくわえて飛び去っていきました。



IMGP1079.jpg

 実はこのハクセキレイ、現在育雛中で、飛んで行った先には雛の待つ巣があります。 この大きな虻を、うまく雛の口におさめ込むことができるでしょうか。
 口に大きな虻を突っ込まれた雛が、目を白黒させて飲み込もうとしている姿が、目に浮かぶようです。


(近くに転がっているオレンジ色の実は、近くの木から落果したアンズです。)

はくせきれい麦を播くべく打ちし田に   ( 木津 柳芽 )
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 田んぼに水が引かれ、早苗が随分大きく育ってきました。 それと共に今まで用水路などで見られたアオサギが、たくさん田んぼに入ってきます。





 どうやらお目当ては、田んぼにいるたくさんのドジョウたちです。 狙い澄ましては巧みに嘴の先でとらえ、それをパッと口の中に上手に入れて食べています。 たくさんドジョウがいると見え、見ている間に何匹ものドジョウを食べていきます。





りんりんと青鷺立てる水際かな   ( 大口 元通 )
 最近は、ムクドリが数十羽の群れをなして飛び回っているのが非常に目に付くようになりました。 この群れに出会った時は、本当に賑やかなものです。



 下に降りてきた時にその群れを見ると、大部分のムクドリたちはまだ羽の色が淡いグレーがかった色をしており、今年巣立ったばかりの幼鳥のように思われます。 そんなたくさんの幼鳥の中に、明らかに成鳥と思われるものも混じっています。 そして、そのうちの何羽かは口に虫をくわえていることが多いのです。



 ことによったら、この群れは、巣立ち後まだ日の浅い幼鳥を養っているたくさんの家族が寄り集まって、群れを形成しているのではないだろうか。 足にリンクを付け個体識別し、調べてみたらおもしろいかも知れない。


椋鳥の群翔けあふち風をおとす   ( 木津 柳芽 )
 見付けた時は、尾ばかりが長く感じホオジロのように見えました。 やがてすぐ先の藪に姿を消しましたが、アオジの幼鳥です。 成鳥は時折見掛けましたが、アオジの幼鳥は初めてです。





暗き枝の絶えずゆれをり鳴く青鵐   ( 堀口 星眠 )
 行く先の樹木の幹にヒラリとやってきて、樹木の幹から枝にかけて登っていきます。 樹皮の表面や割れ目をつついているようでしたが、姿を楽しむ間もなく、飛び去ってしまいました。







赤啄木鳥も池に映れり梅雨木立   ( 水原 秋櫻子 )
 田に水が張られ、田植えが終わると、今まで用水路にいたカルガモが田んぼに姿を現すようになりました。 いつ見ても二羽のカルガモで姿を現しますが、きっと番なんでしょうね。







かるの子に無垢の朝日ののぼりけり   ( 金子 波龍 )
 千曲川に行くと、猛禽類の姿をよく見掛けます。 わたしは猛禽類の名前がよく分からないことが多いのですが、見掛ける多くは、トビです。 高い所に止まって、流れの魚を辛抱強くねらっているのでしょうか。
 こちらの姿に気づいて飛び去ってしまいましたが、初めて AF BORG で飛翔している姿をねらってみました。 何とかファインダーの中に収まりました。






汗垂れて鳶を聞くなり松隠れ   ( 石田 波郷 )
 戸隠森林植物園に行ったら、ほとんど毎回姿を現してくれます。 と言うより、この色合いの小鳥ですから、他の鳥より目立つことも手伝っているのかも知れませんが…。

 

 


黄鶲に山の湯ひとり浴みこぼす   ( 立花 豊子 )
 雨上がりの朝、山道のあちらこちらにいくつもの水溜まりができていました。 一つの水溜まりでホオジロが盛んに水浴びをしていました。 体を激しく震わせ、水しぶきを上げ、何度も何度も体を洗います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しっかり水浴びをした後は、近くの枝に移動し、入念な羽づくろいです。
 
 



頬白の声が昼寝の子守唄   ( 皆空 )

 軽井沢の雲場池には、数種類の水鳥がいつも見られます。 池の中程に黒っぽい鳥が見えましたので、とりあえず携行していたカメラで撮影しておきました。
 帰宅してPCの画面で見ると、バンでした。 嘴の先端部は黄色、基部からひたいは赤色で、よく目立ちます。





七夕の空暮れぬべく鷭とべり   ( 水原 秋桜子 )
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