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わたしは、野鳥の撮影のためだけに出掛けることは、ほとんどありません。  でも、ちょっと外に出た時、身近にかわいい野鳥たちの姿を見掛けることは結構多いものです。  日々の生活の中で生み出したちょっとした時間を活用し、そんな鳥との出会いに備えてカメラを携え、自然散策に出掛けます。  そして、馴染みの鳥たちとの出会いを気軽に写真で楽しむのです。  わたしにとって 「野鳥」 は、 「自然」 への道案内的な存在なのです。
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カワラヒワが草藪の影から姿を現しました。 ちょっとピン甘の上ブレ写真ですが、どうやら藪を流れる水辺で水浴びをしたらしく、身体が濡れています。 時間が経って、木の枝に止まる頃は、凛々しい姿に戻りました。
 
 

 

 



虎雀鳴くさそはれ河原鶸が鳴く   ( 竹何寺 麻耶 )
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 冬期間は、カワラヒワたちも群れで生活しています。 雪におおわれた地面で採餌でもしていたのだろうか、嘴に雪をたっぷり付けたカワラヒワがいました。 まさか、雪を食べていたわけではないでしょうね。





 まだちらついている雪の中、採餌には厳しいシーズンがもう少し続きそうです。 餌探しに懸命の後ろ姿を見て、「頑張れ!」 とでも声を掛けてやりたいような気持ちになります。





黄の紋を晒して歩く河原鶸   ( 櫻井 掬泉 )
 モズやジョウビタキのように冬を迎えるとそれぞれが縄張りを持ち単独で過ごす鳥と、群れになって生活する鳥がいます。 カワラヒワは、後者の仲間。 一羽のカワラヒワを見つけたら、まず周囲に他にもカワラヒワがいると見て間違いありません。 今朝もそんな群れを見つけました。



虎杖の揺れにのったる河原鶸   ( 安部 孝一郎 )
 梅雨の時期には、あちらこちらに水溜まりやぬかるみができます。 緩んだ地面に虫でもいるのでしょうか、一羽のカワラヒワが餌を探していました。







河原鶸機屋のひるのしづもりに    ( 山谷 春潮 )
 昼休みの散策に出ると、この時期よくカワラヒワの群れに出会います。 群れでいるせいか余り近くまで寄らせてくれないことが多いですが、こちらの姿に気づき逃げる時には翼の黄色と 「キリリコロロ…」 という鳴き声がとても印象的です。 

 

 冬枯れの藪で盛んに植物の種子をついばんでいます。 カワラヒワは、典型的な穀食性の鳥で、ご覧のような太く短い嘴を使って盛んに草の種子を割って食べています。

 普通は、植物食の鳥も、雛を育てる時には栄養価の高い動物性のものを餌にして与えることが多いのですが、カワラヒワは、昆虫などはほとんど給餌せず、もっぱら嘴で砕いた種子を与えるようです。

 この鳥も前掲のシメ、イカルと同じアトリ科ですが、同じ仲間だけありやはり嘴が太くズングリした感じですね。


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