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わたしは、野鳥の撮影のためだけに出掛けることは、ほとんどありません。  でも、ちょっと外に出た時、身近にかわいい野鳥たちの姿を見掛けることは結構多いものです。  日々の生活の中で生み出したちょっとした時間を活用し、そんな鳥との出会いに備えてカメラを携え、自然散策に出掛けます。  そして、馴染みの鳥たちとの出会いを気軽に写真で楽しむのです。  わたしにとって 「野鳥」 は、 「自然」 への道案内的な存在なのです。
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 お食事準備中のシジュウカラ、ちょっとお邪魔して撮影させてもらいました。 このままでは口に入りませんので、この邪魔な羽を取って食事に入ります。
 しかし、やはりこちらの動きが気になるとみえ、食事に入る前に蛾をくわえたまま飛び立ち、食事場所を移動してしまいました。
 









老の秋わたり初るや四十陵   ( 徳元 )
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 強い陽射しを除けながら、深緑の葉陰でシジュウカラが羽づくろいをしていました。 野鳥の姿が見られる機会が少ないこの時期、どうしても、シジュウカラ等の馴染みの鳥が何度も登場することになってしまいます。





四十雀のつれ渡りつつ鳴きにけり   ( 原 石鼎 )
 雑木林の林縁部で数羽の小鳥が、木から木へ、枝から枝へと飛び回っていました。 まるで、子どもが戯れて追いかけっこをしているようです。
 枝陰に止まった小鳥を見ると、どうやらまだ表情にあどけなさが感じられるシジュウカラの幼鳥のようです。 胸の黒い帯もまだ不鮮明で、一つ一つの仕草にかわいらしさがうかがえます。







四十雀絵より小さく来たりけり   ( 中西 夕紀 )
 シジュウカラが横に張ったクヌギの枝にとまっていたが、まずいことに背景は空で、逆光でした。 こういう場所撮りになると露出の極め出しが難しく、わたしの修行が足りないために、いつも露出が絞りすぎになってしまい、肝心の鳥の姿がうまく映りません。

 

 カメラを構えると間もなく、羽を開いて羽づくろいを始めました。 こんな時は、逆光であることにより羽が透けたようになり、悪条件がかえって効果的に働くこともあるのです。


 
 

四十雀来鳴きどうだんの花を揺る   ( 石毛 )
 4月に入って繁殖活動を始めた野鳥が増え、鳥達の鳴き声が聞こえ、巣材や雛の餌にする虫を口いっぱいにくわえた野鳥をよく見掛けるようになりました。
 林の中を散策すると、あちらこちらで、ツピーツピーツピー…というシジュウカラの囀りが響いています。 この日も目の前の枝で、シジュウカラが盛んに鳴いていました。







四十雀のつれ渡りつつ鳴きにけり    ( 原 石鼎 )
 毎日散策している道脇の林には、所々に巣箱が架けられています。 子どもたちが造ったものもあるらしく、時々氏名が記されている巣箱を見掛けることもあります。 先週、この巣箱の内の一つである今年新しく架けられた巣箱に二羽のシジュウカラが訪れ、盛んに中を覗き込んでいました。

13_072700.jpg



 どうやらこの巣箱が気に入ったらしく、昨日通りがかりに見上げてみると、ちょっと開き加減の巣箱の側面の板の隙間からこけの巣材が見えました。
 産卵をし、育雛に入るのはいつ頃か、邪魔にならぬよう遠くから見守っていきたいと思います。 また一つ、散策の楽しみが増えました。





少年の影克明に四十雀   ( 飯田 龍太 )
 シジュウカラが、同じ場所に執着して訪れていました。 何やら盛んについばんでいるように見えましたが、よく見ると、それはカマキリの巣でした。
 シジュウカラは、巣の中のカマキリの幼虫も食べるのでしょうか…。







老の名の有ともしらで四十雀   ( 松尾 芭蕉 )
 出勤の着替えをしているとシジュウカラの声がした。 窓から撮影を試みたが、 「そんな横着なことを…。」 といわんばかりにそっぽを向かれてしまった。 足下には、緑鮮やかな捕まえてきた青虫がいた。 食事中にカメラを向けられ、ご機嫌を損ねたのかな。



連れ鳴きの声こぼしをる四十雀   ( 上村 占魚 )
 二羽のシジュウカラがちょっと芽が膨らみ始めた木の枝を忙しく移動しています。 レンズを通してみると一羽は、嘴いっぱいに巣材らしきものをくわえているのが見えました。 どうやらシジュウカラの巣作りが始まったようです。




 雪が降り地面が雪で覆われてしまうと、野鳥たちの餌探しは大変になってきます。 この日はシジュウカラがウルシの実をついばんでいました。 高いところにある木の実はこんな時の絶好の餌場になります。




 
 木の幹にいる虫でも探していたのでしょうか。 盛んに幹を突いていたシジュウカラは、下に落ちた雪上の物を盛んに食べています。 雪が溶けるまでの間、野鳥たちにとっては厳しい餌探しの日々が続くのでしょう。



四十雀のつれ渡りつつ鳴きにけり    ( 原 石 鼎 )

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