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わたしは、野鳥の撮影のためだけに出掛けることは、ほとんどありません。  でも、ちょっと外に出た時、身近にかわいい野鳥たちの姿を見掛けることは結構多いものです。  日々の生活の中で生み出したちょっとした時間を活用し、そんな鳥との出会いに備えてカメラを携え、自然散策に出掛けます。  そして、馴染みの鳥たちとの出会いを気軽に写真で楽しむのです。  わたしにとって 「野鳥」 は、 「自然」 への道案内的な存在なのです。
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 強い陽射しを除けながら、深緑の葉陰でシジュウカラが羽づくろいをしていました。 野鳥の姿が見られる機会が少ないこの時期、どうしても、シジュウカラ等の馴染みの鳥が何度も登場することになってしまいます。





四十雀のつれ渡りつつ鳴きにけり   ( 原 石鼎 )
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 8月は、どこに行っても野鳥の幼鳥を見掛けることができます。 どの幼鳥も、どことなくあどけなさがうかがえ、頼りなさを感じさせます。 このヒヨドリの幼鳥も例外ではありません。





鵯の木の間伝ひて現れず   ( 高浜 虚子 )
 このところ本当に散策中に野鳥たちの姿を見掛けるチャンスがめっきり減ってしまっています。 「きょうも空振りかな…」 とやや落胆して歩いていたら、コサメビタキが周囲が開けた木の枝にコサメビタキが姿を見せました。






 
 余りにも他の鳥たちが姿を見せないので、気の毒に思ってやって来てくれたのでしょうか。 羽色は地味ですが、目元がかわいらしく、わたしのお気に入りの一種です。



 7月下旬頃から、野鳥の姿がさっぱり見掛けられなくなってしまった。 それでも、「変わり映えしないでスミマセン。」 といった雰囲気で、コゲラが緑濃い葉陰から姿を見せてくれました。

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 犬の散歩に出ると、行く手のアスファルトの路上で、何やら茶色っぽいものが動いています。 ゆっくりと警戒しながら近づいて見ると、大きな蛾を相手にスズメが食事中でした。



 こういう時には、だいたい蛾をくわえて大きく振り回して、羽をちぎり取ることから始めます。 胴体だけになると、いよいよお食事の始まりです。 この時は、作業中に車が来たためくわえて飛び去ってしまい、最期まで見届けることはできませんでした。



 静かに枝に止まっているコサメビタキ、どこを眺めているのでしょうか、ヒタキの仲間はアイリングが目立ち、クリッとしていてかわいい。





 雑木林の林縁部で数羽の小鳥が、木から木へ、枝から枝へと飛び回っていました。 まるで、子どもが戯れて追いかけっこをしているようです。
 枝陰に止まった小鳥を見ると、どうやらまだ表情にあどけなさが感じられるシジュウカラの幼鳥のようです。 胸の黒い帯もまだ不鮮明で、一つ一つの仕草にかわいらしさがうかがえます。







四十雀絵より小さく来たりけり   ( 中西 夕紀 )
 今年の自立した幼鳥だろうか。 ハクセキレイが石の上で、羽を広げて、くつろいでいました。 数年前は、セグロセキレイが多かったが、この頃は圧倒的にハクセキレイを多く見掛けるように思うが、どうだろうか。




 「真夏日」 続きの夏、すっかり姿を見せなくなった小鳥達です。 たまに姿を見せても、いつもの常連さんばかりです。 それでも、身近な野鳥としてシャッターを押し続ける、今日この頃です。



頬白の来鳴く塚あり桑の中   (樫子)
 薄暗い木陰の水溜まりで、2羽の鵯が水浴びをしていました。 水溜まりの向こうは明るい空間、日陰の水溜まりから飛び上がるヒヨドリたちの舞いです。







雲晴れの朝の目覚めに鵯の声   ( 蕉影 )
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