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一羽のオオヨシキリが枯れ枝の枝先で囀っています。 ここがソングポストか、私の姿に気づいて飛び去っても、しばらくすると再び同じ枝にやってきて、大きな口を開け囀り始めました。
このところの雨で未舗装道路のあちらこちらには水溜まりができています。 こうした水溜まりは野鳥たちにとっては最高の風呂場となります。
薄暗い木陰の水溜まりで、2羽の小鳥が水浴びをしていました。 ズングリとした体型で、いかにも丈夫そうな太い黄色い嘴のイカルです。 イカルは雌雄の体色は同じですから、たぶん雌雄お揃いで水浴びに来たのでしょう。
近くの電線に燕が巣立ち間もない子ツバメを5羽つれてやってきました。 一日中そこにとどまり、親燕が食欲旺盛な子燕に何度も餌を運んできては与えていました。
わずか10~15分ほどの撮影でしたが、その間にも親鳥は食欲旺盛な子燕のお腹を満たすために、何度も口いっぱいに虫を捕らえては運んできました。
南に帰るまでに子燕が長旅に耐えられる体力をつけるまで、親鳥の賢明な子育てが続きます。
燕の飛びとどまりし白さかな ( 松本 たかし )
深緑の葉陰を小鳥の影がよぎり、ちょっと近寄ってきました。 葉を透かして降り注ぐ木漏れ日の中に美しいキビタキの姿がとけ込んでいます。
深緑の林の中でしばらく羽づくろいをしていましたが、やがて止めていた囀りを再び始めました。 キビタキの 「ピッコロ、ピッコロ、オーシツクツク…」 という囀りが林に広がります。 鳴き声も姿も実に美しい小鳥です。
電線によく留まっている小鳥といったら、私はこのツバメをまずあげたくなります。 ツバメの飛翔姿を撮影するのは、私の技術ではちょっと無理なことです。 この日も青空をバックに電線に留まっていましたが、そろそろ南に帰る算段でも始めたのでしょうか。
夕燕我には翌のあてはなき ( 一茶 )
余り目立つ色ではないが、水面を滑るように泳ぎ、時々潜水しては、思いも寄らない位置に顔を出していました。 「一丁潜り」 「八丁潜り」 などの愛称で親しまれている、カイツブリです。
かいつぶりさびしくなればくぐりけり ( 日野 草城 )
その時、この一羽だけになった小雀の頭上を、ヒヨドリが大きな声で 「ピーヨ、ピーヨ」 とけたたましく鳴きながら通過しました。 その時の上を見上げる小雀の表情です。 きっととても不安だったのではないでしょうか。
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