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わたしは、野鳥の撮影のためだけに出掛けることは、ほとんどありません。  でも、ちょっと外に出た時、身近にかわいい野鳥たちの姿を見掛けることは結構多いものです。  日々の生活の中で生み出したちょっとした時間を活用し、そんな鳥との出会いに備えてカメラを携え、自然散策に出掛けます。  そして、馴染みの鳥たちとの出会いを気軽に写真で楽しむのです。  わたしにとって 「野鳥」 は、 「自然」 への道案内的な存在なのです。
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 ツッチー、ジュクジュクジュクと濁った鳴き声が聞こえてきました。 この時期ですから、一羽だけではなくやはり数羽の群れになって枯れ葉の斜面で採食していました。 胸のネクタイ状の黒い筋がよく目立ちます。



追ひすがり追ひすがり来て四十雀   ( 石田 波郷 )

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 朝庭に出ると久しぶりに四十雀が2羽でジュクジュク鳴きながら移動していました。 ヤマガラも仲良く2羽姿を見せました。 慌てて部屋からカメラを持ち出した時にはすでにヤマガラの姿はなく、シジュウカラも隣のブッシュに場所を移していました。



暫くは四十雀来てなつかしき  (高浜虚子)

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 桃だろうか、梨だろうか? やがて実に育つであろう花がらをシジュウカラが盛んについばんでいます。 虫を探しているのか、花が散った後の子房部分を食べているのかはよく分かりませんが、遊びでやっているのではなさそうです。 夢中でついばんでいたシジュウカラが、わたしの気配に気づいてあわてて飛び立っていきました。

四十雀松はすがしき芽をのぶる   (篠田悌二郎)
 

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 まだ冬枯れ状態の草むらで何かをくわえて、近くの枝に飛び移ったシジュウカラが、そこで種子らしき物を足で押さえて、盛んに嘴で突いて食べている。 「食事中なんだから、邪魔をしないでくれ!」 そんなことでも言いたげな顔をこちらに向けている。
 最近は、暖かい日差しが当たるような日だまりでは、明らかに地鳴きとは異なる、囀りかなと思われるような声でシジュウカラが鳴いていることがある。 少し前にエナガが巣作りを始めていたが、野鳥たちの繁殖活動が始まるのはそう遠くはないだろう。 野鳥たちの囀りを耳にするようになり、そんなことも考えるこの頃である。

老の名の ありとも知らで 四十雀  ( 芭蕉 )
 前回掲載したシジュウカラ類は、小さな種子などと食べるだけでなく、時には殻に包まれた大きな実をくわえていることもあります。 実が大きく口に入らない時は、足を使って巧みに実を押さえて、嘴で殻をつついて割り、中の種子を取り出します。



 このシジュウカラも、丸い大きな実を地上に出た木の根に押さえつけ、何回か嘴でつつき、実を食べていました。 身体を支えている指と、実を押さえている指を使い分けているのがよく分かります。
 同じ仲間のヤマガラも、大きな実を足で押さえて嘴でつついて取り出している姿をよく見掛けました。 共に地上だけでなく、木の上でも同じ様な行動をとっており、その器用さには感心させられます。



休日に上田城跡公園に立ち寄ってみました。 ここに来ると確実に野鳥に出会うことが出来ます。 その日もシジュウカラの群に出会うことが出来ました。

 7~8羽位のシジュウカラたちが、地面を移動しながら餌を探すシジュウカラ、木のうろで餌を見付けたシジュウカラ、あちらこちらで盛んに何かをついばみ食べています。

 シジュウカラの去った後、地面を調べてみると頭上の木の種子らしき物がたくさん落ちていました。 きっとこの種子を食べていたに違いありません。



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