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わたしは、野鳥の撮影のためだけに出掛けることは、ほとんどありません。  でも、ちょっと外に出た時、身近にかわいい野鳥たちの姿を見掛けることは結構多いものです。  日々の生活の中で生み出したちょっとした時間を活用し、そんな鳥との出会いに備えてカメラを携え、自然散策に出掛けます。  そして、馴染みの鳥たちとの出会いを気軽に写真で楽しむのです。  わたしにとって 「野鳥」 は、 「自然」 への道案内的な存在なのです。
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  「キィー キィー キチキチキチ…」 もう十日以上も前から、こうしたモズの甲高 い鳴き声が聞かれるようになりました。 鋭く挑戦的な鳴き声です。
 そんな鳴き方をする時には多くの場合開けた高い所で鳴くので、すぐに姿を見付けることができます。 一羽のモズは電柱の先端で、キチキチキチ…と周囲を見回しながら鋭く高鳴きをしていました。



 モズは、秋から冬にかけては単独でなわばりを持ちます。 そのため秋の初めには、モズはこうして戦いをしてなわばりを確保します。 そして、これから確保したなわばりで、1羽きりで冬を迎えるのです。





鵙のこゑ山彦となりひとさびし   ( 恵雄 )
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 高ボッチ高原をひょうたん池に向けて斜面を下っていた時に、雑木林の中でカケスの声がしました。 木の枝が邪魔をしてなかなか姿全体を見られませんでしたが、撮影位置を何度も移動し、ようやく撮影にこぎ着けました。
 背景が空になると、なかなか露出の設定が厄介です。





何の木ぞ懸巣が踏みて霧こぼる   ( 水原 秋桜子 )
 台風が各地にたくさんの爪痕を残し去っていき、再び秋の青空が戻ってきました。
 電線にとまっていたムクドリが、下を通る人影に気づいて、一斉に晴れ渡った青空に向かい飛び立っていきます。





雨止んでまた椋鳥の並びけり   ( 板谷 小萩 )
 毎朝木の上や電線上で鳴いているキジバトですが、珍しく地上で餌をあさっていました。 クリッとした目がかわいいです。




雉鳩や朝日をむかふ梅雨の空  ( 水原 秋桜子 )
頭上からホオジロの囀りが聞こえてきます。 栗の木の梢で、いつものように頭をぐっと空に囀る独特のポーズです。

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籠の目を雑木と思ひ頬白は   ( 永田 耕衣 )
 時々田んぼの淵でアオサギを見掛けることがあります。 きっと水面が見える場所で、ドジョウでも狙っているのでしょう…。
 でも、非常に警戒心が強く、こちらの姿を目ざとく見つけ、ご覧のようにすぐ飛び立ってしまい、なかなかまともに撮影させてくれません。



青鷺の舞へるになびく楊あり   ( 水原 秋櫻子 )
 目の前からモズが飛び立ち、イチイの木の樹間に逃げ込みました。 入り組んだ枝の隙間からようやくその姿を捕らえて撮影しました。 何か言いたげな雰囲気でふり向き、こちらを見ています。



 掲載する野鳥写真の在庫が底をつきそうな時に助けてくれるのは、撮影に容易に応じてくれる電線上の子ツバメたちです。









 ここ数日は、台風の影響もあり雨模様の日が続きました。 そうでなくとも、7月下旬頃から野鳥に出会う機会もめっきり減ってしまい、写真の在庫も底をつきつつあります。
 先日、シジュウカラやコゲラと一緒に珍しくヤマガラが姿を見せました。 何とか撮影することもでき、 「野鳥日記」 もこうして繋げることができました。

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 お食事準備中のシジュウカラ、ちょっとお邪魔して撮影させてもらいました。 このままでは口に入りませんので、この邪魔な羽を取って食事に入ります。
 しかし、やはりこちらの動きが気になるとみえ、食事に入る前に蛾をくわえたまま飛び立ち、食事場所を移動してしまいました。
 









老の秋わたり初るや四十陵   ( 徳元 )
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