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わたしは、野鳥の撮影のためだけに出掛けることは、ほとんどありません。  でも、ちょっと外に出た時、身近にかわいい野鳥たちの姿を見掛けることは結構多いものです。  日々の生活の中で生み出したちょっとした時間を活用し、そんな鳥との出会いに備えてカメラを携え、自然散策に出掛けます。  そして、馴染みの鳥たちとの出会いを気軽に写真で楽しむのです。  わたしにとって 「野鳥」 は、 「自然」 への道案内的な存在なのです。
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 常緑樹の大木の中からザワザワと鳥の動く気配がします。 「何だろう?」 と、頭上を見上げると、黄色く太い嘴と、ズングリした体つきをしたイカルの姿がチラッと見えました。 耳を澄ませると高いとても澄んだ素敵な鳴き声が聞こえてきます。 鳴き声からすると、どうやらかなりたくさんのイカルがこの枝の中にはいるようです。 

ff909011.jpg

 慎重に葉の間をイカルの姿を求めて探してみると、葉の切れ間にヒョッコリと姿を見せ、身体全体が確認できる個体も見つかりました。 シャッターチャンスです。

 何といっても大きな黄色の嘴が目立ちますが、体の大部分は灰色で、頭上、嘴の周囲、翼、尾は黒くて青色光沢があります。 昨年職場近くで見掛けてから、実に一年ぶりの再会です。 春になると自宅近くの雑木林で毎朝、「キーコーキー」と、よく通る声で鳴いています。 でも、自宅近くでは、「声はすれども姿は見えず」 で、まだ姿を見付けることはできないでいるのです。 こうして普段見掛ける機会の少ない鳥に出会えると、「やぁ、お久しぶり!」 とでも声をかけたくなるようなそんな気持ちになり、嬉しいものです。 そして、こうして撮影できた時は、たとえさほどいい写真でなくても嬉しさは倍増です。  

eff2aa15.jpg

 撮影をしていると見知らぬ年輩の方が、「何がいるんですか?」 と声をかけてきました。 二人で葉の間のイカルの姿を求めて頭上を見上げます。 バードウォッチングを通してこうして見知らぬ方と話をし、時間が共有できるのもまたいいものです。

 しばらくして私たちのお相手をしていたイカル達もお堀の向こうに飛び去っていきましたが、やはり最初に予想したように30~40羽の群れになっていました。
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