わたしは、野鳥の撮影のためだけに出掛けることは、ほとんどありません。 でも、ちょっと外に出た時、身近にかわいい野鳥たちの姿を見掛けることは結構多いものです。 日々の生活の中で生み出したちょっとした時間を活用し、そんな鳥との出会いに備えてカメラを携え、自然散策に出掛けます。 そして、馴染みの鳥たちとの出会いを気軽に写真で楽しむのです。 わたしにとって 「野鳥」 は、 「自然」 への道案内的な存在なのです。
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この時期になると、「キィーキィーキィー」という鳴き声で、モズが、自分の縄張りを宣言するようになります。どこに行ってもこのモズの高鳴きが聞こえ、非常に目立つので、こんなモズの声や姿を見掛けると、思わず「秋の風景だなあ。」と強く思います。


ほとんどは農耕地の開けた所で、よく見渡せる木のてっぺんで鳴いています。 この縄張りの宣言は、オスもメスもおこない、誰であろうと侵入を許しません。 モズにしてみれば、餌の少ない冬に向けて、必死なんでしょうね。

ほとんどは農耕地の開けた所で、よく見渡せる木のてっぺんで鳴いています。 この縄張りの宣言は、オスもメスもおこない、誰であろうと侵入を許しません。 モズにしてみれば、餌の少ない冬に向けて、必死なんでしょうね。
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「キィー キィー キチキチキチ…」 もう十日以上も前から、こうしたモズの甲高 い鳴き声が聞かれるようになりました。 鋭く挑戦的な鳴き声です。
そんな鳴き方をする時には多くの場合開けた高い所で鳴くので、すぐに姿を見付けることができます。 一羽のモズは電柱の先端で、キチキチキチ…と周囲を見回しながら鋭く高鳴きをしていました。

モズは、秋から冬にかけては単独でなわばりを持ちます。 そのため秋の初めには、モズはこうして戦いをしてなわばりを確保します。 そして、これから確保したなわばりで、1羽きりで冬を迎えるのです。


そんな鳴き方をする時には多くの場合開けた高い所で鳴くので、すぐに姿を見付けることができます。 一羽のモズは電柱の先端で、キチキチキチ…と周囲を見回しながら鋭く高鳴きをしていました。
モズは、秋から冬にかけては単独でなわばりを持ちます。 そのため秋の初めには、モズはこうして戦いをしてなわばりを確保します。 そして、これから確保したなわばりで、1羽きりで冬を迎えるのです。
鵙のこゑ山彦となりひとさびし ( 恵雄 )
目の前からモズが飛び立ち、イチイの木の樹間に逃げ込みました。 入り組んだ枝の隙間からようやくその姿を捕らえて撮影しました。 何か言いたげな雰囲気でふり向き、こちらを見ています。

木の梢に留まった一羽のモズ。 やはり以前のハシボソガラスのように嘴を半開き状態にしていました。 この日も、 「真夏日」 の暑い一日でした。

夏の百舌鳥日照り雨に鳴きて声稚し ( 水原 秋桜子 )
夏の百舌鳥日照り雨に鳴きて声稚し ( 水原 秋桜子 )
冬鳥が少なくなり、繁殖期に入ってから、めっきり野鳥たちの撮影チャンスが少なくなってしまいました。 たった30分ほどの散策中の撮影ですから、空振りなんていう日も時にはあります。 この日も半ば諦めかけて帰り始めた時、気の毒に思ったのか、モズの方からやって来てくれました。 「これでいいかい…。」 そんなことを言いたげです。



春鵙の陽に啼き寂ぶる深山寺 ( 伊藤 操 )
冬の縄張りを主張しているのか、木の梢でモズが鳴いています。 ファインダーを通して見られた顔つきは相変わらず精悍さが伝わってきます。 慎重に近寄り、まずは一枚撮影しました。

「もう一枚…」と構えた瞬間、梢から飛び立ってしまいました。 何とかファインダーから外れる前にその姿を捕らえることができました。 それにしても、一瞬でもシャッターを押すタイミングが遅れたら、画面から外れてしまうところでした。

「もう一枚…」と構えた瞬間、梢から飛び立ってしまいました。 何とかファインダーから外れる前にその姿を捕らえることができました。 それにしても、一瞬でもシャッターを押すタイミングが遅れたら、画面から外れてしまうところでした。
鵙の声かんにん袋破れたか ( 小林 一茶 )
この頃、モズがあちらこちらの高い所で、 「キュンキュンキー」 と威勢良く鳴いています。 これは冬に備えて自分のエサ場を確保するためのモズの縄張り宣言です。 電線に留まって周囲を見回し、長い尾を大きく降りながらその声を響かせていました。


草茎を失ふ百舌鳥の高音かな ( 蕪村 )
草茎を失ふ百舌鳥の高音かな ( 蕪村 )
雑木の枝の間にいるため、結局姿を全部見せることはなかった。 若鳥だろうか、羽が整っていなくて随分みすぼらしいモズだった。 動きがちょっとおかしいなと思っていたら、ミンミンゼミを捕まえていることが、写真整理をしていて分かった。



百舌鳥鳴くや雲みだれ寄る槍ヶ岳 ( 水原 秋桜子 )
この暑さ続きで、野鳥も姿を見せない。 きっと木陰でじっとして休んでいるに違いない。 珍しく姿を見せたこのモズは囀っているわけではない。 あまりの暑さに喘いでいるかのように口を半開きにして息をしていた。
きょうは “処暑”、「暑さが峠を越えて後退し始めるころ」 といった意味があるようだが、本当にそうあって欲しいものだ。 鳥とても、きっとそう思っているに違いない。

きょうは “処暑”、「暑さが峠を越えて後退し始めるころ」 といった意味があるようだが、本当にそうあって欲しいものだ。 鳥とても、きっとそう思っているに違いない。
鵙なくやむら雨かわくうしろ道 ( 一茶 )
二羽のモズが飛んできた。 電線にとまった方のモズは、お世辞にも羽が揃ってきれいだとは言えず、いささか貧相に見える。 この暑い夏にお疲れモードなのだろうか、それとも巣立ちして日が浅い子どもモズなのだろうか。 それにしても、どことなく頼りなげな姿だ。


草茎を失ふ百舌鳥の高音かな ( 蕪村 )
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