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わたしは、野鳥の撮影のためだけに出掛けることは、ほとんどありません。  でも、ちょっと外に出た時、身近にかわいい野鳥たちの姿を見掛けることは結構多いものです。  日々の生活の中で生み出したちょっとした時間を活用し、そんな鳥との出会いに備えてカメラを携え、自然散策に出掛けます。  そして、馴染みの鳥たちとの出会いを気軽に写真で楽しむのです。  わたしにとって 「野鳥」 は、 「自然」 への道案内的な存在なのです。
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 子どもの頃から慣れ親しんできたあの 「ピー、ヒョロロロロー」 という鳴き声が、よく晴れ渡った秋空から聞こえてきます。 見上げると、頭上でトビが上昇気流をとらえ、ゆったりと優雅に旋回しているのが見えました。





 空を見上げて飛翔するトビを追いながら手持ちで撮った写真だけに、どれもブレた写真になってしまったが、トビの飛んでいる姿は今流に言えば、「かっこいい!」 の一言に尽きます。  



炎天に消うる雲あり鳶高く     ( 高浜虚子 )

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 先程からヤマガラが、何度も何度もエゴノキの果実をくわえては飛び去っていきます。 よくしたものでたくさんある果実の中から、黒くなったよく熟した果実を見分け嘴にくわえていきす。
 


 

 昔は縁日の見せ物でヤマガラにおみくじを引かせたり、つるべで水を汲ませたりしたそうですが、何とも身軽なものです。 片足で果実を掴み身を支え、宙づりになって実をくわえていく様は、まさにアクロバットさながらです。



 
山雀の輪抜けしながら渡りけり     ( 一茶 )

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 先ほどから、ツツビービービー、ツツビービービーと騒がしい声がして、二羽のヤマガラが同じ木の枝を何度も訪れます。 近くで観察しているとどうやら木の実がお目当てのようです。





 何度か通い詰めている木には、たくさんの果実がぶら下がっています。 その果実をもぎ取っては移動し食べ終わるとまたやってくるのです。 木から数メートルの位置にいる私など一向に気に留める様子はありません。 こんなヤマガラの姿は、いつまで見ていても飽きることはありません。



山雀の高音に成るもわかれ哉     ( 去来 )

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 ホオジロは、高さがそこそこの開けた高い所が好きらしい。 街路灯の上で鳴いている姿が見えました。 あまり高くない木の梢などで、スズメを少し大きくした位の大きさの鳥が胸を張ってよく通る澄んだ声で囀っていたら、まずホオジロでしょう。



頬白や目つむりて空白となる    ( 森 澄雄 )

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 最近野鳥の撮影チャンスが訪れてきません。 やはり散策中に出会った野鳥の撮影だけで写真を撮り貯めること自体に無理があるのだろうか。 そんなことを考えながら歩いていくと、気の毒に思ったかまさに身近な鳥が姿を見せてくれました。



山鳩よみればまはりに雪がふる    ( 高屋窓秋 )

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 我が家の朝は、裏の林から聞こえてくるイカルの鳴き声であけます。 窓を開けると、「キーコキーヨ、キーキーキヨココキェー」という澄んだ声が聞こえてきます。
 昨日、犬の散歩にでると、10羽近くのイカルの集団が木の梢を移動している姿が見られました。 この中に毎朝美声を聴かせてくれるイカルが混じっているのかも知れません。




 
いかる来て起きよ佳き日ぞと鳴きにける   ( 水原秋桜子 )

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 9月にはいるとキィキィキチキチキチ…と、モズの甲高い鳴き声が聞こえてくるようになりました。 この鳴き方は、 「モズの高鳴き」 と言って、縄張り宣言だと言われています。 また、昔の人は、モズの高鳴きを初めて聞いてから75日目に霜が降ると、農作業の目安にしていたようです。





野に近き根岸の庭や鵙落し   ( 正岡子規 )

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 まだ稲の刈り取りが行われない田んぼの間に水の張られた水田がありました。 その田んぼで、コサギとアオサギが採食をしていました。 コサギは足で円を描くようにして水をかき回しています。 水草の陰から驚いて飛び出してきた小魚などを捕ろうとするコサギの狩り法です。  何回か水田をかき回したとみえ、足には随分水草が絡まっています。
 千曲川でもよく見掛けた姿ですが、学習して得た技だと思いますが、それにしても賢いものです。



鷺飛んで水を濁せる薄暑かな   ( 皆川 盤水 ) 

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 朝庭に出ると久しぶりに四十雀が2羽でジュクジュク鳴きながら移動していました。 ヤマガラも仲良く2羽姿を見せました。 慌てて部屋からカメラを持ち出した時にはすでにヤマガラの姿はなく、シジュウカラも隣のブッシュに場所を移していました。



暫くは四十雀来てなつかしき  (高浜虚子)

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 まだかなり距離がある内にこちらの姿に気づき、ゴァーと低い声で啼きながら飛び立ちました。 日本の鷺の仲間ではもっとも大型だけあり、その飛ぶ様には風格のようなものさえ感じます。


青鷺の真中に下りる最上川   ( 中西 舗土 ) 

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