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わたしは、野鳥の撮影のためだけに出掛けることは、ほとんどありません。  でも、ちょっと外に出た時、身近にかわいい野鳥たちの姿を見掛けることは結構多いものです。  日々の生活の中で生み出したちょっとした時間を活用し、そんな鳥との出会いに備えてカメラを携え、自然散策に出掛けます。  そして、馴染みの鳥たちとの出会いを気軽に写真で楽しむのです。  わたしにとって 「野鳥」 は、 「自然」 への道案内的な存在なのです。
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 いつものように5~6羽のエナガが群れになって木から木に、枝から枝に移動していきます。 可愛い小鳥たちですが、ちっともじっとしていることがなく、ファインダーの中にその姿を入れるのはなかなか大変でした。







受話器取る柄長の群を目で追ひつ  
 ( 高野 虹子 )
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 稲刈りが済んだ田んぼに再びアオサギが戻ってきました。 田んぼの水溜まりにいるドジョウがお目当てのようです。 逃げ場の少ない水溜まりのドジョウをうまく捕まえ、食べています。




 一匹のドジョウを捕まえてからちょうど3分後、場所を少し移動し、再び狩りの姿勢です。
今度も見事に捕まえました。 捕まえた直後の水溜まりが波立っています。




逃げられることなく、ドジョウはアオサギの喉に入ったようです。 
 

りんりんと青鷺立てる水際かな   ( 大口 元通 )
 散策路の坂道を登っていくと、けたたましい賑やかな鳥の声が聞こえてきます。 声の主はすぐに分かりました。 わずかに色づき始めたオオヤマザクラの枝にヒヨドリがとまっていました。 大きな口を開けて、騒がしいくらいの鋭い声が周囲に響きます。





鵯の頻りと誰か呼ぶやうな   ( 来住 雷子

 過日、戸隠の森林植物園内で見つけました。 今年クロジに出会えたのは、これで二度目ですが、前回も戸隠高原トレッキングの際ブッシュの中で見掛けました。 地味で、余り目立たない鳥です。



大木の栃ことごとく花を立て 見のゆゆしきにくろじの声す   ( 中西 悟堂
 久しぶりに千曲川に出かけてみると、浅瀬の大きな石の上にダイサギが佇んでいました。 どうやら魚をねらっているようです。 しばらく見ていると水の中にそっと入り込み魚を捕らえる時の体勢に入りました。 うまく魚を捕らえることができるでしょうか…。 その時のダイサギの一連の動きを写真におさめてみました。
 
ジッと動かずに、魚影が近寄ってくるのを待ちます。

近寄ってきた魚に姿勢を低くしてねらいを定め、微妙に頭を動かし間合いを計っています。 

目にも留まらぬ速さで、水中の魚めがけて嘴を入れました。

顔を上げた嘴には、残念ながら魚の姿はありません。 取り逃がしてしまったようです。

狩りに失敗し、場所を移動するダイサギ。

白鷺の長き飛翔をみな終わる    ( 山口 誓子 )
 秋になり風に吹かれて舞う木の葉が多くなったとはいえ、まだまだ森に生活する小鳥たちを見つけるのは容易ではありません。 葉陰に見え隠れするコガラをようやく撮影しました。
 出逢うチャンスが少なく、「野鳥日記」 には登場機会の少ない小鳥です。 とてもアップするような写真ではありませんが、コガラには申し訳ないのですが、証拠写真として登場してもらいました。 次の撮影チャンスが訪れた時には、もう少しきれいに撮ってあげたいと思います。



白樺の輪切りの椅子に小雀来る    ( 秋津 美鳥 )

( アップ当日、「コガラ」 を 「ヒガラ」 と間違えて記載していました。 一週間ほどそれに気付かずにおりましたが、“野鳥大好きさん” から 「コガラではないでしょうか。」 というご指摘をいただき、コガラとヒガラの間違いに気付き、修正しました。 時々こんな間違いをおかす粗忽者ですが、呆れることなく、これからもよろしくお付き合いください。 、“野鳥大好きさん” ありがとうございました。)
 普段は、嘴で幹を叩いて中にいる昆虫やその幼虫を食べますが、秋冬には、幹の中で越冬中の昆虫類の他に木の実も少し食べるようです。 この時は、紅葉が始まった林での枝に逆さづりになり、盛んに木の実をついばんでいました。







啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々   ( 秋櫻子 )
 この頃、モズがあちらこちらの高い所で、 「キュンキュンキー」 と威勢良く鳴いています。 これは冬に備えて自分のエサ場を確保するためのモズの縄張り宣言です。 電線に留まって周囲を見回し、長い尾を大きく降りながらその声を響かせていました。





草茎を失ふ百舌鳥の高音かな    ( 蕪村 )
 千曲川上空を黒っぽい大形の鳥がいたので飛んできたので、とりあえず撮影しました。 後でPCに取り込んで調べてみると、どうやらカワウらしいことが分かりました。



嘴少し開け炎天を鵜が過ぐる    (  山口 誓子 )
 千曲川の水辺を活発に歩きながら、地面や水面をついばんだり、空中に飛び上がっては虫を捕まえたりしています。 久しぶりに、流れの岩上で休憩中している姿を見掛けました。





鶺鴒や浪うちかけし岩の上      ( 正岡 子規 )
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