わたしは、野鳥の撮影のためだけに出掛けることは、ほとんどありません。 でも、ちょっと外に出た時、身近にかわいい野鳥たちの姿を見掛けることは結構多いものです。 日々の生活の中で生み出したちょっとした時間を活用し、そんな鳥との出会いに備えてカメラを携え、自然散策に出掛けます。 そして、馴染みの鳥たちとの出会いを気軽に写真で楽しむのです。 わたしにとって 「野鳥」 は、 「自然」 への道案内的な存在なのです。
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木の上層部から、「忠兵衛・長兵衛・忠長兵衛!」と形容されているメジロの声が聞こえてきます。 メジロの鳴き声は大きく、その美声は昔からよく知られるところですが、なかなか姿が見つかりませんでした。 葉の間を何度も透かし見ると、いました。 まるで、新緑の柔らかい葉の色に溶け込むような色合いのメジロを、ようやく見付けることができました。


目白来て鳴くや御朱印あと一寺 ( 守 わこ )
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先日の休み、時間が浮いたので本当に久しぶりに野鳥の撮影をしようという目的で自宅近くの雑木林を歩いてみました。 ところが行けども行けども1羽たりとも鳥の姿を見掛けることができませんでした。 時にはこんなこともあるものです。 40分ほど歩いて一度もカメラを構えることなく、諦めて帰宅しました。

ところが世の中そう見捨てたことばかりではないものです。 自宅の庭に入ると、まるで自分の帰宅を待っていたかのようにメジロが玄関前のモミジの木に止まっているではないか。
しかも、サービスよろしく、随分至近距離で撮影させてくれました。 気落ちした気分が一気に嬉しさに変わったことは言うまでもありません。
食うただけしづく落として目白去ぬ ( 永吉 二支 )
チーチュルチーチュルチチルチチルチュチュチーと複雑なメジロの鳴き声がします。 わずかに残った木の葉の陰に小鳥の陰が動きます。 葉陰に見え隠れしていたメジロが、ようやくその姿を見せてくれました。


目白鳴く磧つづきの家の中 ( 飯田 龍太 )
小さく静かな声で小鳥の声がする。 声のする方向に目を移すと、ニセアカシヤの枝に鳥の動く姿があった。 目を凝らして見詰めると、緑の葉陰でこちらを見つめる、メジロの白いアイリングが確認できた。

眼白鳴くと見れば垣の眼白籠 ( 正岡 子規 )
久しぶりにメジロが姿を見せました。 あちらこちらで、梅や桜が咲き乱れる花の中のメジロの姿を写し取った写真を見掛ける時期になりましたが、信州のメジロは、まだこんな様子です。 暖冬で春が近いとはいえ、信州のメジロたちが花の蜜を求めて飛び交うのは、もう少し先のことです。
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